日本人にとって、タイの人気は非常に高い。
旅行先でも東南アジア近隣の国に比べ圧倒的だ。
そんなタイに国際結婚をきっかけに移住する人も多いと聞く。
僕自身はまだタイへは行ったことがないのだけれど、
バンコクの華やかさや、日本とはまるで違う文化の一面は
様々なメディアで見聞きしている。
タイ人は感情的になる人が多い、とあるブログで読んだ。
感情的ならマレーシア人もなかなかのものだぞ、と思ったが、
読み進めていると、どうやらそれ以上のようだ。
日本人はどちらかというと、自分の感情を素直に表に出さない人が多い。
特に言葉では、より一層拍車をかけて本心を口に出さない。
察し、思いやり、空気、という言葉に代表されるのが日本社会だ。
だがタイは違うようだ。
思ったこと、感じたことをそのまま口に出し、顔に出すらしい。
よく考えたらマレーシアもそうだ。
人間本来の生き方は、この形なのかもしれない。
だがもちろんトラブルも多くなる。
タイでは浮気や離婚もそれなりに多く、皆が幸せな結婚生活を
送れているかというと、そうでもないらしい。
日本人とタイ人が国際結婚した例でも、騙されたり、逃げられたり、
終いには殺されてしまったりする事件もある。
国際結婚でタイに移住して、身ぐるみはがされて帰れなくなった
日本人もいるらしい。フィリピンと似ているかもしれない。
理想の暮らしを夢見て海を渡ってきた人にとっては、
地獄にも等しい南国だったろう。
少なくとも、国際結婚紹介所を通じて結婚した場合、
その危険性は高まるようである。
前々から言っているように、僕は結婚紹介所は勧めない。