マレーシアとタイを分かつ国境の危険地帯とは

 

マレー半島の多くの部分がマレーシア
ですが、実は南北の長さではタイの方が
長いんです。

しかもミャンマーも意外とマレーシアに
近いので、なんか不思議な感じです。

 

マレーシア・タイ国境は主に西海岸と
東海岸があります。

西海岸はペルリス州という、
マレーシアで一番小さい州が
タイと接しています。

マレー鉄道がタイ国内まで続き、
バンコクまで伸びているのです。

国際急行列車も越境し、高級国際急行と
して知られるE&O
(Eastan & Oriental Express)
も通っているんです。

 

でも実は、マレーシア側よりも、
タイへ入ったハジャイという街の方が
有名で、街の規模も大きいです。

この西海岸はそこまで危険ではないと
聞きます。

 

ですが、東海岸は事情がまったく
異なります。

マレーシア東海岸最北部にある
クランタン州は、国内でも最も敬虔な
ムスリム(イスラム教徒)が多く住む州。

この州はイスラムの戒律も厳しいのです。

 

街中で手つなぎ禁止!キスしようものなら…

首都クアラルンプールでは、
街中で恋人たちが手をつなぎ、
キスをする光景も珍しくありません。

ですが、本当のところ、
街中でそういった行為をすることは
イスラム教の関係で禁じられて
いるのですが、

なんだかマレーシアは
比較的緩い感じですね。

 

ですが、東海岸のクランタン州では
どうやら本気でまずいようです。

ヘタすれば逮捕されて、
イスラム刑法による「ムチ打ち」
課せられるかもしれません。

もちろん、イスラム教徒がした場合、
ですが。

他教徒は関係ありません。

でもムスリムの前でそういった行為を
することも、やめた方が賢明でしょう。

 

一番怖いのはタイ側の「テロ」

でも実はクランタン州以上に
ヤバいところ、

それはタイ側です。

 

東海岸も西海岸と同様に
線路が越境していますが、
こちらには列車が越境していないのです。

マレーシア側はランタウ・パンジャン
という街、

タイ側はスンガイ・コロクという街が
あります。

 

マレー鉄道の途中駅、パシル・マスで
線路が分岐し、ランタウ・パンジャンへ
延びていますが、

分岐後の線路は現在使われておらず、
荒れ放題になっているようです。

 

「スンガイ」はマレー語で「川」。
つまり「コロク川」という
街の名前なのです。

実際にコロク川が国境を形作って
いますが、タイの街なのにマレー語と
いうのが面白いです。

 

このタイのスンガイ・コロクは
イスラム過激派の巣窟
言われています。

タイ南部はタイ人のイスラム教徒が
多く住んでおり、
中には過激な思想を持つ団体が
多いようです。

 

たびたび爆弾テロが発生しているため、
駅にはマシンガンを持った兵士が
常駐しているのです。

両国のローカル住民は活発な行き来が
ありますが、ツーリストにとっては
緊張を伴う越境となるでしょう…。

面白半分では、あまり行かないほうが
いいかもしれません。

 

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