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国際結婚

マレーシア人との婚姻手続きに必要な書類の解説

 

前回、東京・渋谷にある
マレーシア大使館でもらった、

「婚姻手続きの流れ」説明書を
紹介しましたが、

その中に聞き慣れないものがいくつか
あると思いますので、

今回はその解説をしようと思います。

 

マレーシア本国の身分証明書

これは現地で「IC Card」
呼ばれるものです。

正式には「My Kad」(マイカード)
といいます。

日本でいうところの
「住基カード」
「マイナンバーカード」です。

 

マレーシア国民全員が持っており、
何かの契約や手続き、銀行通帳の記帳、
数万円以上の両替など、

日常生活でも結構な頻度で使用します。

 

ICチップが埋め込まれ、表面には本人の
顔写真が印刷されています。

このカードはマレーシアでは
かなり以前からあるので、
案外マレーシアの方が日本より進んでいた
ようですね。

 

在留カード(旧・外国人登録証明書)

日本に住む外国人なら必ず持っています。

以前は「外国人登録証明書」という
名前でしたが、現在は書式が変わり、
「在留カード」になりました。

観光滞在以外のビザで日本にいる
外国人に対し発行され、

一応常に携帯していなければならない
ことになっています。

顔写真のほか在留資格や期間が
記載されています。

 

独身証明書

日本ではあまりなじみがないですが、
マレーシア(特にイスラム)では
重要だと思われます。

宗教的に初婚か処女かは重
要視されるのです。

 

こちらはマレーシアの役所でしか
発行できず、

渋谷のマレーシア大使館では
発行できません。

 

であるので、マレーシア本国にいる
家族や親戚に発行して送ってもらうのが
定石となっています。

 

実はコレ、日本人も日本の役所で
発行できるのです。

結婚相談所に入会する際、本書類により
独身を証明するらしいのですね。

戸籍謄本(抄本)でもわかりますから、
どちらでもいいのでしょうけど…。

 

婚姻要件具備証明書

上述の独身証明書と類似しますが、
日本人同士の結婚では戸籍を調べれば
未婚であることが一目瞭然ですが、

戸籍制度は日本や韓国、中国くらいしか
やっていないので、外国籍の人は
正直よくわかりません。

そこで外国籍の人の母国が、
その人を「独身で結婚に問題がない」
と国が証明するもの、

それがこの「婚姻要件具備証明書」です。

 

独身証明書と似ていますが、
独身証明書はマレーシア大使館に
提出するためのもので、

婚姻要件具備証明書は
日本の役所に提出するためのものです。

 

私の場合、マレーシアに住む妻の母が
役所でまず独身証明書を発行し、

それをEMS(国際郵便)で
日本の私たちの元へ郵送、

そして渋谷のマレーシア大使館に
提出し、婚姻要件具備証明書を発行、
といった運びでした。

 

ちなみに渋谷の大使館で
婚姻要件具備証明書を発行するには
500円かかります。

英語ですので、和訳(自分で翻訳可)を
添付して、日本の役所に提出します。

 

出生証明書

マレーシアの場合、出生の届け出を
したときに発行されるのですが、

なんと原本を自分で大事に
保管しなければなりません。

しかも手書きです。

 

失くしたら再発行されないと
妻が言っていますが、ホントかなあ…。

何故こんな大事な書類を
政府は自己保管させるのか謎です。

 

ちなみにマレーシアでは
公式書類は全部マレー語なので、

英訳した書類もマレーシアの役所で
作成してもらいました。

 

外国人登録原票記載事項証明書

日本に住む外国人のための、
「住民票」のことです(でした)。

 

…「でした」…??

 

実は、在留カードが出来たタイミングで
外国人も住民票を発行できるように
なったため、

現在ではこの書類は存在しないのです。

今では日本人と変わらず住民票を発行
できますので、

「外国人登録原票記載事項証明書」
の名称が出てきたら、

代わりに住民票を持って行けば
いいのです。

 

まとめ

普段目にしない色々な書類がありました。

国際結婚は手続きが煩雑で、
国でもやり方・書類の種類も違います。

しかも日本と相手国、
2つの国で婚姻手続きをしなければ
ならないのです。

 

重要なのは、

「フローなどで全体を把握する」

「大使館に聞く(電話で)」

「何の書類が必要か書き出す」

「必要な書類の取得方法を調べる」

「相手国の親族に協力してもらう」

こういったことなんです。

 

そして、

「諦めず一つ一つ、つぶしていく」

ことが大事です!

歩いていれば、いつかは山頂に
たどり着きますから!

(本記事は実際に私が婚姻手続きをした
2010年時点の情報をもとに書いている
ため、現在とは一部が異なっている
可能性があります)

 

 

 

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