以前、妻の実家(イナカ)に帰った時のこと。
ガソリンスタンドですごい痛車を見つけたので写真に撮った。
「末永みらい」というキャラがデカデカとペインティングされており、
正直言って、このキャラクターは知らなかった。
この後偶然クアラルンプールまで同じようなスピードで並走した。
帰ってからこのキャラについて調べてみた。
作った人はダニー・チュー。
名前からして香港人かと思ったが、どうやらイギリス人らしい。
中華系マレーシア人の両親を持ち、国籍はイギリスだ。
このキャラの凄い所は、マレーシアから発信しているのではなく、
日本から発信していること。後にマレーシアにも食い込んでいる。
そしてコラボレーションしている企業が山のようにあり、
しかも名だたる有名企業ばかり。
これを見て、僕は思った。
既にアニメ文化は日本だけのものではなくなり、
過去に世界中に拡散されたアニメの要素は、
今や自ら力を持つほどに成長を始めていると。
既にこうして「逆侵攻」をかけてきている。
発信量としてはまだまだ日本が一番多いけど、
これから外国産ジャパニメーションキャラが
どんどん生まれてくるかもしれない。
実は世界と一番繋がっているのは「オタク」なのだと思う。
何故なら、国境のないインターネットを最も活かしているのは
彼ら・彼女らなのだから。
ダニーチュウはイギリス王室御用達ブランド、ジミーチュウの息子さんですよ。