旅行先としても移住先としても人気なのが東南アジアの国々。夏休みになると
人気旅行先に必ずどこかの国が上位にランクインする。多くの人を引き付ける
魅力は、やはり日本にはないものだろう。それは移住先候補としても人気を
博している。ここで改めて、移住先としての利点を挙げてみた。
1.物価が安い
暮らすにあたっての最重要項目だろう。シンガポールのように発展している国は
日本より高いものが多いが、多くの国では日本より安い。特に現地の食事は
あっと言うほどお得だ。
2.同じアジア人として暮らしやすい
つまり、日本人と顔が似ているので目立ちにくいということ。ヨーロッパでは
こうはいかない。中でも様々な人種が入り乱れるマレーシア、シンガポール
では外国人に対する懐が広い。気兼ねなく街をぶらつける。
3.日本からそれほど遠くない
例えば成田空港からフィリピン・マニラまでは約5時間。マレーシアやシンガ
ポールまでは約7時間半。10時間以上かかるヨーロッパに比べれば、全然
苦にならない程度の距離である。お得なLCC航空便も運行しており、
日本への帰国もしやすいと言える。
4.常夏で温暖な気候
寒いのが苦手な人にとっては嬉しい点だろう。但し日中はちょっと歩いただけで
汗びっしょりになる。マレーシアの場合、雨季の時期以外は毎日朝から晴れる日
がほとんど。午後にスコールが降り注ぐが、あまり長い時間は降らない。
毎日着る衣服も楽。
5.のんびりとした空気
温暖な地域独特のゆるい感じの雰囲気。適当なゆっくりとした考え方の人が多い。
これは人によってはイライラしたり、マイナス面にもなる。特に日本でバリバリ
働いてきた人にとっては、ショックを受けるかもしれない。
6.花粉症がない
個人的にはコレが嬉しい。
7.長期滞在のためのビザが取得しやすい国が多い
ある程度の財産が必要。現地での就労を前提としている場合はあまり関係ない。
現地企業に勤めれば滞在ビザが付与されるので(シンガポールは例外あり)。
このように東南アジアには日本にはない多くの利点がある。これらをベースに、
新しい生活をイメージしてみるのも一つの手。日本が寒い時期だけ東南アジアに
短期移住(長期滞在、ロングステイ)するのもいい。自分に合った形を模索して
はどうだろうか。