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海外生活

政府の珍妙な行動は日常茶飯事?通りの名前がいきなり超長く!

 

先日、面白いニュースが報じられました。

クアラルンプール市内を走る通りの名称が

変更になるというものです。

全部で8つの通りが対象になるとのこと

でしたが、その変更内容が凄いんです。

 

(例)
Jalan Duta → Jalan Tuank Abdul Halim

 

Persiaran Duta → Persiaran Tuank Syed Sirajuddin

 

”Jalan”や”Persiaran”は「通り」という

意味です。

今までは「デュタ通り」と短く覚えやすい

名前だったのが、 いきなり長くて覚えづらい

「偉い人」の名前になったのです。

「トゥアンク・アブドゥル・ハリム通り」

なんて具合に。

 

日本で例えてみると、「水戸街道」が

ある日突然 「坂上田村麻呂通り」とでも

なった、といったところでしょうか。

 

実はマレーシアではこういう名前がよく

あるのです。

比較的最近完成した、ペナン島にある半島

との第二の連絡橋は、

「Sultan Abdul Halim Muadzam Shah Bridge」

が正式名称です。

しかし現地の人は誰もこんな名前で呼び

ません。

単に 「Second Bridge」(第二の橋)と

呼んでいます。

 

どうやらスルタン(各州の王)など偉い人

に敬意を表すために、 即位○○年、

生誕○○年といった節目に、こういうこと

を行うようです。

もちろん民衆には不評です。

ですが政府は空気が読めませんとばかりに

何度も行っているのです。

 

日本にも自分の娘の名前を湖につける、

南関東のとある県の知事がかつていたり、

人のことばかり言えた立場ではないですが…。

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