国際結婚&マレーシア移住しちゃったアニオタなオレ

マレーシア人女性と国際結婚したOtakuが海外に移住した。実際のところどうなのか、実体験に基づき情報を大提供!

クルマ生活 in マレーシア

実生活者が語る「クルマは必要?不要?」

2014/07/21

 

日本で暮らす場合、東京や大阪といった大都市圏ならば
クルマを持たない世帯がある程度存在する。
何故なら、鉄道やバスといった公共交通が
充実しているから。
これらはほぼ時間通りに運行されており、最近では
所用時間や運行状況といった様々な情報も簡単に
調べることが可能で、とても便利だ。
料金は一概に安いとは言えないが、車を所有する上で
かかるコストや事故リスク等と天秤にかけた場合、
安いと言えるだろう。
必要な時だけレンタカーやカーシェアリングを
利用するのも賢いスタイルと言える。

 

では、マレーシアではどうだろうか。
実際に生活して得た経験から結果だけど、
いきなり初めに結論から書いてみたい。

 

 

【クアラルンプール、ジョホールバル、
ペナン等都市圏に住む場合】
単身の場合:不要
カップル・夫婦のみの場合:金銭的余裕があれば持ちたい
子どものいる家族の場合:絶対必要

 

【上記以外の郊外に住む場合】
単身の場合:あったほうが賢明
それ以外:絶対必要

 

 

 

これは日本での基準「便利かどうか」「所有コスト」
だけではない。
「安全上の懸念」「身体的な負担」についても考慮した結果。

 

マレーシアの公共交通は「LRT」以外、まともに使えない。
バスは乗降場所にバス停がない場合もある。掲示される
時刻表は存在しない。
そのような状況では、毎日使うのは結構大変だと思う。
特に家族の場合、かなり時間に余裕をもって行動しないと、
間違いなく予定に遅れる。

 

また、マレーシアは路上ひったくりやレイプが多い。
まず、タクシーが信用できない。料金詐欺はたまにある。
日本人と分かればさらに確率は上がるかもしれない。
だが一番怖いのが強盗殺人やレイプだ。人気のないところへ
走って行って金品を奪ったりレイプされる事件はよく新聞に載る。
特にインド系のドライバーは怖い。タクシー待ちで順番が来た場合、
インド系はパスした方が無難。

 

もちろん、車を所有していても車上荒らしはある。
信号待ちで停まっていたら隣にバイクが来て、ガラスを割られて
バッグを持ち去られたなんて話もある。
だが、窓を閉めてキーロックして見えないところにバッグを
置けば、その確率をかなり減らせる。

 

そしてマレーシアは常夏で、太陽が姿を見せる日はかなり暑い。
倒れることもあるので、子どもを日中は外で遊ばせない家庭も多い。
そんな中、30分も歩けば全身汗ぐっしょりなのは容易に
想像出来ると思う。

 

また2日に1回くらい、午後になるとスコールが降る。
1時間以上降ることは少ないけど、バイクライダーも
みんな橋の下に避難するほど、雨の勢いは激しい。
そしてよく道路が冠水する。

フラッド(洪水)と言って頻繁に起こる。
排水設備や道路形状が悪いことも原因だ。

雨季になると長時間降る日も多い
川が溢れることは都市部ではまず無いけれど、郊外では
たまにある。川も汚いので、衛生面で不安だ。

 

 

 

マレーシアの実情、お分かりいただけただろうか。
マレーシアは実は世界でも有数の自動車高所有率国家。
いわゆる、クルマ社会なのだ。
ご飯を食べに行くのも、会社へ行くのも、
子どもを学校や幼稚園へ送るのも、すべて車。
車を買えない世帯はバイク。

 

但し、マレーシアで車を購入する場合、
マレーシア国産車(PROTON,PERODUA等)以外は、
日本の1.5倍~2倍の価格となる。
例えば、小型ハッチバック車のスズキ・スイフト。
日本だと140万円程だが、マレーシアだと220万円程度。
(但しこれは値段の開きが少ないほう)

 

これだけ高額な理由は、国産車メーカー保護のために、
輸入車には関税・物品税が高率設定されているから。
国産車は故障が多く、中古のものは特に苦労すると思う。
PERODUAの最近のモデルなら、かなり安心して乗れる。
安く良い車を購入するなら、PERODUAがオススメ。

 

もちろん日本より有利な面もある。
まず産油国なのでガソリンが安い。
現在は1リットル67円くらい。
昔はシンガポールから越境して給油に来る人もいたくらい安い。
(現在ではシンガポール政府がそうさせないように規制している)

 

また日本でいう「車検」がない。
1年に1回「道路税」を払うだけでよい。
これも1,500ccで2,500円程度。小排気量なら負担感は少ない。
故障しても部品代はそれほど高くなく、何より工賃が安い。
ここマレーシアにおいては、初めの購入時には
お金がかかるが、長く乗れば乗るほど
コストパフォーマンスは良くなっていく。
もちろん、シンガポールのように台数制限のため
将来的に新しい法律が制定される可能性はあるけれど。

 

 

 

もしあなたがマレーシアに暮らすとしたら、
どういった暮らしを望むだろうか。
単身で暮らすなら、不便さや厳しい環境を
受け入れることが出来る場合も多いと思う。
だけど、出来ることなら、

 

「ストレスなく」「快適に」「安心して」

 

暮らすことを望むのではないだろうか。
家族がいるケースならなおさら。

 

日本の都市圏では、車を持たなくても
このような理想の暮らしが可能だろう。
だが、はっきり言ってマレーシアでは不可能だ。
自転車もほとんど走っていないこの国では、
車・バイクは国民の「足」なのだ

 

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