花粉症、インフルエンザでお悩みの方へ

 

花粉症はとても辛い。人によっては地獄の苦しみだろう。
私も花粉症なので、苦しみはよくわかる。薬代もバカにならない。
仕事も家事も憂鬱になり、苦しみからの逃避が最優先となってしまう。

 

だが、マレーシアにはそんなものはない。
熱帯で、スギの木がないからだ。
スギ花粉で苦しんでいる人にとっては、ここは天国かもしれない。
ただ、マレーシアではヘイズがたまにある。ヘイズとは「煙害」だ。
野焼きの煙が滞留したり、インドネシアから流れてきたりする。
最近では中国の工業化によるヘイズが有名だけど、マレーシアも
酷いときは不安になるくらいスモッグが蔓延する。そういったときは
さすがにマレーシア人もマスクをして外出する。

 

また、もう一つの季節、インフルエンザもない。
蔓延する条件である「乾燥」「適温」がマレーシアにはないからである。
インフルエンザにかかると1週間は会社や学校へ行けなくなるものだが、
そういったこともない。日本では毎年予防ワクチンを摂取している人も
いるが、マレーシアではもちろんその必要はない。

 

 

 

逆に、マレーシア特有のものもある。代表的なものが「デング熱」だ。
デング熱ウィルスを持つ蚊に刺されることで感染し、高熱を引き起こす。
特に子どもや老人といった、体力や抵抗力の弱い人にとっては
注意しなければならない。何人もデング熱で亡くなっている。

 

デング熱には予防ワクチンがない。なので、家では蚊取り線香を炊いたり、
液状の蚊よけを用いたほうが良い。また外出時は長袖、長ズボンを着るのも効果的。
政府も蚊の発生源となる水たまり排除や側溝の掃除を呼びかけている。
コンドミニアムでもモスキートフォグといって、たまに殺虫剤を噴霧している。
もっとも、高層階に住めば蚊もそんな上までは上がってこれないのだが。
常夏の国では蚊の季節が終わることがないので、恒常的に対策をしなければならない。

 

ちなみに昔、マレーシアに蚊取り線香(フマキラーと呼ばれている)を
広めた日本人は、タン・スリという栄誉称号(日本だと褒章のようなもの)を
得て、現在はペナン島の豪邸に暮らしているそうな。

 

 

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