森で、街で、好きな時に行ったり来たり。
デュアルなスタイルで生きてみた。
あなたはどんな生き方をしたい?
社畜サラリーマンとして働く日々が苦しくて仕方がなかった時にPC1台で稼ぐスキルをマスターし、会社に縛られずに自由に生きていけることに気付く。
今の生活に悩みや不安を持っているなら、まず月収10万円を目指して一歩踏み出すことで人生は変えられる。 私がそうであるように ー
マインド

これからも人口が増えていく国・マレーシアが何故良いのか?

 

クアラルンプールにあるショッピングモール・ミッドバレー。
KLセントラル駅から近く、電車でも一駅という最高の立地。

オフィスビルやコンドミニアムと直結し、買い物以外の人でも
常に賑わっている。
特に土休日は駐車場にたくさんの車が列をなし、
行くのも帰るのも時間がかかってしまう。

その人の群れは絶えることがない。
客層は地元マレーシア人の子供連れが目立つ。
また外国人の姿も多く見かける。観光ガイドブックにも載って
いるので、観光客も大挙して訪れるのだ。

皆、買い物したと見られる袋をたくさん抱えている。
購買意欲が旺盛と言われるのも頷ける。

 

日本の政府系外郭機関(内閣府 経済社会総合研究所)の発表によると、
マレーシアではこれからも人口が増え続けると予測されている。

2014年現在の人口は約3千万人だ。
これが2050年には4千万人弱まで増加する。

人口増加率は低下の一途をたどり、高齢化も進行するが、
働き手の割合である生産年齢人口比率は、
現在の水準を見事に保つと予想されている。

 

一方、日本。
1億2千7百万の現在人口は、
2050年には1億1千万人を割り込む。
実に13%強の減少。

さらに生産年齢人口は、2010年の64%から50%へ。
超高齢社会が現実のものとなる。
これは東アジア・東南アジアでも群を抜いている。

 

具体的にはどうなるのか。
現在でも多くの業界で「人手が足りない」と言われている。

正確には、コストに見合う人材が不足している、
といったところだろうか。

長時間労働、低賃金といった環境には人が集まらない
傾向が顕在化している。

そのため単純労働系の職場には、外国名の名札を
つけた人が増えている。

日本人には割に合わないと敬遠される仕事でも、
外国人には問題なく捉えられているようだ。

 

日本では働く人も消費する人も減っていく。
国内での売上高は減っていく、もしくは少ないパイの
奪い合いとなるだろう。

経済規模は縮小し、会社の規模を維持するには国外へ出て
いかざるを得ないだろう。

だが、日本国内の経済レベルは維持しなければならない。
どうしたらよいのか。

 

将来、日本での外国人労働者の規制は緩和されると僕は予想している。

例えば、シンガポールのバス運転手はほぼ全てシンガポール人ではない。
ただし、タクシーの運転手はシンガポール人だ。

このように、外国人労働者が参入できる業種を少しづつ
増やしていくことだろう。

 

日本で最も高いのは人件費。
そのコストカットに外国人労働者の利用は便利だ。
国際協力の名目にも使えるし、諸外国との結びつきも深まる。

もちろん治安の悪化など問題も多い。
だがシンガポールのように強力なリーダーシップ(独裁とも言う)の下、
力で押さえつけて最小限の影響で食い止めるよう努力し、
多少のデメリットには目をつぶって経済力の維持を取るだろう。

 

自治体の破たんのニュースを見ると、産業が衰退した自治体は
人口や税収が減っていき、破たんの結果、公共サービスの大幅な
低下がもたらされた。

一方、東京など大都市圏は人口流入が続き、店舗や不動産と
いったものは大きな衰退はなく、以前の水準が維持されている。

しかしそれもいつまで持つのだろうか。
郊外から徐々に衰退していく日本を正直見たくはない。

 

マレーシアははっきり言って、都市からちょっと離れればド田舎だ。
クアラルンプールから30分車で走っただけで、パームツリーが
果てまで広がっている。

だが、やがて人口が増加すれば、いずれは切り拓かれて家々が
出来ていくだろう。
新しい街が生まれるかもしれない。

やはり人口の多さというのは強力な力だ。
一つ一つが小さな力でも、集まれば大きなうねりとなって
強大な力を持つ。

 

人口の増加は経済の成長に直結している。
僕が生まれた時代には、日本はもう成長しきっていて、
バブルという育ちすぎな現象まで起こった。

今度はマレーシアでその成長の中に身を置いてみると、
どのような感じがするのだろうか。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です